お話しを伺ったのはヤスコさん。インドが好きで、単身、移住を決めたそうです。日本から持ち込んだのは、キャリーバッグひとつとwebplayerのみ、とのこと。インドでの生活についてお尋ねします。
一番最初にインドに触れたのは、学生時代の旅行です。エキゾチックな雰囲気が魅力的で、ITなどで元気な国であること、またカレーも大好きというかなりありふれたきっかけで訪れたのが始まりでした。その時の滞在は一週間ほどだったのですが、その時にもう心は掴まれていましたね。「いつかはインドで生活するぞ!」と感じていたんです。
とはいえ、一旦は帰国。大学を卒業した後、もう一度英語を叩きこみました。その間、インドについて見識もさらに深めまして、約一年後に意を決しての出発。そこから、インドでの生活が始まりました。
生活をしているのはデリーという街です。首都ですね。仕事は、日系企業のインド支部。営業にて、日系顧客の窓口となり、インドと日本を繋ぐ役割を担っています。
多くの方に聞かれるので先に答えておきますと、ほぼ毎日カレーを食べています(笑)とはいえ、インドのカレーは本当に種類が豊富なので、飽きることはないんですよ。まあ、私の場合は日本人なので、たまには日本食が恋しくなり、自炊して日本料理を食べることもありますが、カレーのみでも十分に生活していけるなとは思っています。
衣類は、仕事中はもちろんスーツです。暑い季節にはカジュアルな雰囲気でまとめることもありますが、そんなにくだけたスタイルにはならないです。また、インドとは言え、冬はしっかりと気温が下がりますので、厚手の服やコートも持っています。たまにはサリーも着ます。郷に入っては郷に従え、TPOをしっかりと弁えることこそ、インドの方々に信頼してもらえるための重要なポイントだと感じています。
はい。日本で既に、webplayerは活用していました。住んでいる地域が電波状態の悪いエリアだったため、よく電波障害に陥っていたんですね。そのことでwebplayerを知り、契約していたんです。そのため、6日間の振り返り視聴ができるから、録画機器がなくても事足りることを知っていましたし、外出先からでもネット環境さえ確保すればテレビが見られること、東京も大阪もNHKもBSも網羅できることなど何でも知っていましたので(笑)、「これはもう、絶対にインドにでも活用しよう!」と、早い時期から感じていました。
インターネット環境はかなり整ってきています。数年前までは、途切れたり、遅かったり、環境の悪さが目立っていたらしいのですが、私が来た頃にはすでに最悪の時期は脱していまして、十分にwebplayerを楽しめる環境となっていました。
インドと日本は時差もわずかなので、webplayerで日本のニュースなどを見ていても、大きな違和感はありません。
ドラマをよく見ています。インドのドラマもすごく面白くてよく見るのですが、ご存じの通りかなり内容が濃いので(笑)、たまに違った味わいも見たくなる、という感じです。今は、『姉ちゃんの恋人』にはまっています。有村架純さん、林遣都さん、小池栄子さんのかわいい恋物語がスルリと心に入ってきます。きっと、インドの方たちが見ると、物足りないのかもしれませんけど(笑)
あとは、ニュースですね。これは、仕事上必要となりそうな、日本の情報を仕入れるために必須です。現状、コロナの影響で日本と海外の行き来は難しくなっていますので、まだしばらく、webplayerを活用した情報収集が必要不可欠だと感じます。
webplayerのおかげで、インドに住みながらも日本を身近に感じることができ、ホームシックになることなく過ごせています。本当に感謝しています。
以上、インド在住のヤスコさんにお話しを伺いました。コロナ禍において、お仕事でも活用できるwebplayer、また、ヤスコさんの心をも支えていることを知り、大変嬉しく感じています。
世界で活躍する日本人の方々、一人でも多く、webplayerを知って頂きたいと感じますね。