これは、外国人にとって、すごく良い情報源。
もちろん、時に日本のダメな部分を映し出すこともあるかもしれません。
でも、それもひっくるめてのリアル。
「日本に行ってみようかな?」と思っている外国人にとって、とても良いマニュアルとなる、テレビ番組です。
聞き手はモグラ、スタッフはカエル、アナウンサーはウシ、そしてゲストなど登場人物はすべてブタ。
かわいらしい見た目があるので、内容的にかなりドギツイ話しであっても、なんとなくふんわり感が加わりコミカルに。これが、この番組の良さと言えます。
過去に取り上げられた内容としては、「元薬物中毒者」「LGBTのカップル」「戸籍のない人」など。知りたいけど、知る術はない。そんなテーマばかり。
外国人がこの番組を見ると、「日本にはどんな人がいるのか?」そして「当事者でない日本人は、それに対してどんな反応をするのか?」が分かります。
闇を抱えた人が取り上げられることも多いのですが、登場する人形たちがかわいい見た目なので、かなりオブラートに包んでくれます。
直球で伝わらないのでとても見やすく、外国人が見る番組としてオススメできますよ。
「日本を知りたいな」と思っている外国人の方、webplayerで視聴を始めてみませんか?
日本の社会、日本人の考え方、そして人形劇から伝わるかわいい文化など、いろいろな発見がある番組です。
NHK Eテレなので、CMなしで30分間。しっかりと見られるところもいいですよね。
苦難も栄光も転落も、包み隠さずに取り上げるため、時には視聴者にもその苦しみが伝わってしまうほど。でも、それこそがドキュメンタリー番組。
人は皆、それぞれの人生を生き抜くため、あらゆる苦難を乗り越えているものですから。
日本人がこの番組を見ると、「あ~、日本にはそんなところがあるよね。」と感じる部分が多いかもしれません。でも外国人が見ると、「日本って、こうなんだね。知らなかったよ。」と思えるでしょう。
もちろん、良い意味でも、悪い意味でも。
ちょっと重たいテーマであることも多いのですが、人の人生から学べることって結構多いもの。
時間のある時、ひとりでゆっくり見て欲しいですね。
内容的に大画面である必要はないので、スマホやPCなどのツールでも十分。
webplayerだと、ネットに接続していればどのツールでも視聴できますので、テレビの無い部屋、例えば寝室などでも、見ることができます。