アメリカの大学で日本学を学ぶミアさん。学びのひとつとして、実際に日本を訪れる予定でいましたが、コロナで断念。webplayerをご契約されました。
私は、アメリカの大学で、日本の文学を学んでいます。森鴎外や幸田露伴などの作品が英訳されていますので、それを読み解き、日本の当時の時代背景や人物描写を学ぶ授業です。これらはとても古い作品にはなりますが、今の日本に通ずるものもあると感じますし、何より日本人の気質を知ることができます。
日本人とアメリカ人の違い、日本人はなぜそう考えるのか、行動するのかといった部分を知るために、日本文学を学ぶことはとても近道だと感じています。
英訳された本ではなく、日本語のままの本が欲しいと思っています。まだ、日本語の読み書きはそんなに詳しくはないのですが、いつか習得し、日本語のままの作品を読んでみたいのです。
日本語はとても種類が多いです。天気の表現や人物の敬称がいくつもある国なんですよね?それらの違いを知ることで、また違った読み解き方があるのではないかと感じています。英語表現は端的です。そんな英語に訳されては、きっと表現しきれないグラデーションがあるはずだと思っていて、それを知りたいと思うのです。
そうなんです。来日はまだしばらく叶わないと思いましたので、せめて日本をもっと身近に感じられる方法は無いものかと考えました。
まずは、アメリカにある日本人学校など、日本人のコミュニティを訪れようかと思いましたが、今のご時世、あまり外出すること、人と触れ合うことは良くないと考え、諦めました。
ではネットかなと思い、いろいろな動画を探してみましたが、正規ルートでないものは情報も怪しく、いいなと思ってもすぐに見れなくなってしまったりで、これも諦めました。
そんな中で見つけたのが、webplayerでした。詳しく調べていくと、webplayerは日本のテレビ番組をほぼリアルタイムで見られるサービスだと知り、これしかないなと思えました。
お値段がお手ごろだったのも、背中を押してくれました。
とてもいいですね。テレビ番組という媒体は、日本の歴史、文化、人物、すべての縮図だと感じます。日本を学びたいと願う私にとって、願ってもないツールでした。私には、真面目な番組も、ふざけた番組も、すべてが良質な教材ですね。
今の日本を知ることができるのはもちろんのこと、歴史に沿った番組もあり、過去の日本を知ることもできています。
私は、日本語の読み書きはまだ苦手なのですが、聞き取りは結構できるので、十分に役立ちます。それに、日本のテレビ番組で日本語に積極的に触れ合う機会を作ることで、前よりもさらに、上達したような気がします。
ミアさんの話される日本語は、とても美しく、聞き取りやすいものでした。テレビ番組の視聴で、耳も鍛えられているからなのでしょう。
webplayerの新たな功績を、知ることができました。